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国保制度の健全な運営に向けて

岩手県国保運営委員協議会第67回通常総会及び研修会 (令和4年5月20日)

  • 総務・事業

オンライン形式により県内市町村国保運協会長が出席して開催された第67回通常総会及び研修会

岩手県国保運営委員協議会は5月20日、Web会議システムを利用したオンライン形式で第67回通常総会及び研修会を開催した。総会では、令和3年度の事業報告のほか、令和4年度の事業計画案や予算案などの審議が行われた。

認定事項・議決事項を原案どおり承認

あいさつする同協議会の村田会長

冒頭、村田芳三会長は、今般の新型コロナウイルス感染症の動向を踏まえて、オンラインによる総会開催となったことに触れた上で、平成30年度の制度改革から5年目となる国保の状況について、「国保の財政基盤を抜本的に強化するため、3,400億円規模の財政支援が引き続き行われており、次年度以降においても財政支援が継続して行われるよう、国の動向を注視していく」と述べたほか、「関係機関と連携を図りながら、国保制度の健全な運営に向けて努力して参りたい」とあいさつした。

続いて、岩手県保健福祉部の野原勝部長(代読・阿部真治健康国保課総括課長)と岩手県国保連合会の谷藤裕明理事長(代読・内宮明俊専務理事)が来賓としてあいさつした。

その後の議事では、矢巾町の井上正勝運協会長を議長に選出し、認定事項及び議決事項の審議が行われ、いずれも認定、議決した。

≪認定事項≫

▷令和3年度事業報告 ▷令和3年度収入支出決算

≪議決事項≫

▷令和4年度事業計画 ▷令和4年度会費の賦課及び納期 ▷令和4年度収入支出予算 ▷役員の選任

なお、役員選任後に新理事による役員会が開かれ、会長に村田芳三氏(盛岡市国保運協会長)、副会長に大粒来清志氏(洋野町国保運協会長)と川戸茂男氏(九戸村国保運協会長)を選任(いずれも再任)した。

また、例年、総会時に行われている国保運営協議会長並びに同委員として功績のあった方々への表彰式については、表彰状と記念品を別途贈呈することとした。

国保を取り巻く情勢と課題について理解を深める

講演する国保中央会 中野常務理事

総会後に研修会を開催し、国民健康保険中央会の中野透常務理事を講師に、「国民健康保険を取り巻く諸情勢と今後の課題」と題してオンラインで講演が行われた。

講演では、国民健康保険の歴史や、他の医療保険者との比較を交えながら、国保が抱えるさまざまな課題と今後の改革の方向性、都道府県・市町村に期待される役割などを説明したほか、保健事業に関する国保連合会の業務が法律で位置付けられたことを踏まえ、データヘルス計画の策定・評価の支援や、KDBシステムの活用など、市町村と連携した保健事業の推進が重要と力説した。

 

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